組合長の部屋

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2016年03月14日

春が来ました。

 この頃日中の気温がプラスになりいよいよ融雪剤の時期になりました。

融雪剤散布.jpg平年より1週間ぐらい早い融雪剤散布となりました。今年の当別の西当別地区は平年並みか少ないくらいの積雪量です。

 ただ、中小屋、金沢、弁華別地区は逆に多い感じで地区内には大きな格差があるようです。

昨年の麦は融雪の早さと7月の適度な雨と穏やかな登熟が豊作の要因と思います。

今後の天気予報は高温に推移するようで昨年と同様の早い融雪を期待する所です。

組合員の皆様には作業事故に十分留意されることをお願いします。作業風景を見ながら今年の豊作を心から祈ります。

2016年02月12日

2月14日はバレンタインデーです。

2月3日の節分も終わり日中は暖かい日が続くこの頃ですが、14日はバレンタインデーです。バブルの頃は義理チョコが貰えたものですが今は唯一妻からの義理チョコが貰えるぐらいです。浮かれた時代ではありましたがそれなりに女性とのコミュニケーションが取れたものです。3月14日のホワイトデーでは倍のお返しをしなければいけません。今年は綺麗な花を贈るつもりです。北いしかりの花もすでにチューリップが出荷されています。皆さんもフラワーデイとしてお返しに花束を贈ってはいかがでしょうか。IMG_2154.JPG

2016年01月12日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

昨年は米麦が豊作となりました。その他の作物も概ね目標の収入をあげることができ皆様と共に喜びにたえないところです。

しかしながら農協改革TPP対応など沢山の課題に本年は対応しなければならない年でもあります。

農協においても本年は7次の計画を立てなければなりません。

申年にちなみ賢く、状況をしっかり見極め、組合員さんの声に耳を傾け、しっかりと目標を立て皆さんにお知らせしていきます。

今年が申年の字のごとく農協、組合員さんの事業、経済が大きく伸びる事をお祈りします。見ざる言わざる聞かざる.png

2015年11月02日

TPPが大筋合意されました。

怒り顔.jpg10月5日アトランタで、TPPが大筋合意されました。

内容が報道されるほどに大きな「失望」を感じる所です。

政府は、国会決議した5項目は守ったと発表していますが、実際は5項目も3割守れず農水省も国産農産物の価格の下落を懸念と報道されています。

また、野菜などの関税撤廃など全く寝耳に水です。

国会決議が守られたと言えるのでしょうか。

6次化・輸出で、全国の農業者が守れるのか。

外国と異なる条件で大型化・合理化した農業が競争力をつけれるのか。

地域の農業の多様性を保てるのか。地域の経済循環はどう成るのか。

食料自給率はどうなるのか。

地方創生は成るのか。

今は、若い世代が「失望」から「絶望」にならないことを祈り、今後の農政に現場意見を生かすよう頑張ります。

  話は変わり、我が家もビートの収穫が終了しました。収量はまぁまぁのようです。後は、畑の秋耕しと、麦の雪腐れ防除を残すところです。

寒く成ってきましたので、体が動きづらいです。組合員の皆様には、作業の安全に十分留意されることをお願いします。ビート収穫2.jpg

2015年09月30日

もうすっかり秋ですね。

組合員の皆様には、9月4日の組合員感謝祭の参加に対し、まずお礼申し上げます。

麦の受入も無事終了し、特にきたほなみは10俵を超える大豊作となりました。

また、今は稲刈りの最中ですが天気が悪いのは困ったものです。

しかしながら、ライスターミナルで見てきた今年のお米は非常に青米など網下米が少なくいい米がとれそうです。稲刈りの様子.jpg

米も麦もいいということは、なかなかない所ですが、ここは天に感謝するところです。

困ったことといえば、今日30日からアメリカのアトランタにおいてTPP閣僚会合があります。

道内農協関係者も渡米していますが、農業の犠牲の上に成り立つ合意はあってはなりません。

国益とは何かを今一度考えてもらいたいと思います。TPP.jpg

朝、晩が寒くなって来ました。11月には初雪も降るでしょう。

皆様におかれましても、農作業の安全に十分留意をすることと、体調には気を付けて頂きたいと思います。

2015年08月31日

豊作のいい年に成りそうです。

  無事、麦の刈り取りが終わり、お盆が過ぎ、気温も下がり、秋らしくなってきました。

麦刈りの様子.jpg

秋まき小麦は豊作と成り、天気に助けられているとはいえ、有難い限りです。

組合員さんの努力に感謝すると共に、喜びの気持ちでいっぱいです。

 今年は、他の作物もおおむね順調に収穫されており、単価もそこそこついており、いい年に成りそうです。

にんじん共選.JPGのサムネイル画像

農作業はまだまだ続きますが、組合員の皆様においては、体と作業事故には、十分の配慮をお願いします。

 最後に本年の豊作に感謝をこめて、9月4日16時より感謝祭を致しますので、皆さんの参加お待ちしております。

2015年07月16日

TPP及び28年度国費概算要求に向けた中央要請運動に参加してきました。

 7月14日、TPP交渉の国会決議堅持を求める緊急要請集会と28年度国の概算要求に向けた中央要請運動に参加してきました。

 ここにきてアメリカのTPA法案が成立したり、コメの輸出枠や豚肉・牛肉の関税の引き下げの報道があったり、「報道の中身は本当なのか」・「重要品目は守られるか」国には、国会議決を守ってもらわなければ成りません。

 また、近年の農業予算は、土地基盤整備や畜産クラスター事業など、組合員の要望に枠の確保が足りていません。

せっかく評判も良く、需要があるのに残念です。来年に向かって是非とも、予算の確保・増額をお願いするところです。

 東京は30度を超え、いろいろな意味で暑い1日でした。パンフレット2.jpg

2015年06月16日

6月を迎えて

 今年は春の雪解けが早く、農作業も順調に推移しました。

田植えも終了し、大豆などもきれいに発芽しています。特に麦は、いつになく良い作況で豊作が期待される所です。

 

 さて、農協も5月の「TPP交渉の国会決議堅持を求める北海道緊急要請集会」への参加や、6月には多目的倉庫の地鎮祭などを行ってきました。6月27日には、ふとみ給油所がセルフリニューアルオープンを迎えようとしています。

同時に今年から営農指導事業の充実を図るため、営農相談課が組合員皆さまの所を巡回していますので、よろしくお願いします。

 6月 ①.jpg

 

最後に今年は、本当に麦がたくさんとれますように、皆さんと一緒に祈っています。

2015年05月12日

組合長就任にあたり

 川村代表理事.JPG

 

 組合員の皆様におかれましては、春の作業に忙しくお過ごしの事とご拝察申し上げます。また日ごろ農協事業に対してご理解ご協力頂いていることに感謝申し上げます。

 

 さて私事さる4月14日総代会の後の理事会において、代表理事組合長に選任されました。昨年の6月から代表権を担ってきましたが、あらためて責任の大きさを自覚するところです。

 

 当組合は合併をして16回の総代会を向かえ農協事業の中で組合員皆様の生活営農を守る為組織の再編各種施設の設備などに取組んできましたが、昨今の農業情勢はTPP交渉、農協改革など農協運営にとって重大な影響を及ぼす状況下にあります。また、地域農業を見たときに組合員の高齢化、営農の収益性の低下など今取り組まなければならない課題があります。

 

 本年は組合員さんに職員が出向く体制と営農活動の支援する体制を整備しました。また北いしかり農協の組合員さんが将来に向かって継続発展する足がかりの第7次中期計画を策定いたします。

 

 役職員一同と農業協同組合の原点を踏まえながら組合員皆様としっかり対話、意見交換をしながら事業を推進していく所存です。組合員皆様のご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。本年がご家族を含めた皆様のご健康と実り多き年になることをともにお祈りして就任のご挨拶とします。 

2015年04月06日

春の日ざしがキラキラと

4月①.jpg

                                                                   ふくろう湖からの放流(当別町青山)

 

 4月に入って、日ざしが一段と暖かく、強くなってきました。私の町にも、本格的な春がやってきました。ビニールハウスでは、チューリップなどの春の花が出荷を迎えています。日本には四季があり、それぞれに味わい深さがあります。

 特に北国は、雪に覆われる冬があり、四季の輝きが格段に違います。私の町も、四季折々に色合いがあり、四季折々の楽しみ方があります。

 

 先日、所用で青山地区を通ったところ、春の日ざしをキラキラと照り返し、勢い良く放流されている光景が目にとまりました。久しぶりに遭遇した、当別ダムの雄姿で、車を止めて暫く見とれてしまいました。ふくろう湖は、まだ半分以上が雪と氷で覆われていますが、着実に春が訪れていて、山々からの融雪水が湖面を満たし、満杯を知らせる放流の姿でした。

 

 人間は、水が無ければ生きてはいけません。また、水は、作物にとっても必要不可欠なものです。私たち農民は、大地に種を蒔き、太陽の暖かさと水の力を借り、人間の命の本となる食料を生産しています。私たちは、幸いに水飢饉の苛刻さを知りません。常に水に恵まれた生活環境にあります。あたり前にある環境が、あたり前でなくなることなど考えもしません。しかし、その環境は自然のサイクルによって担保されたものであり、自然環境に異常が起これば、あたり前ではなくなるのです。地球温暖化・異常気象など、自然は既に、私たち人間に警報を発してきています。

 

 グローバル経済のアクセルを踏み続ける先には、命の糧を失って途方に暮れる人々の姿、とならないための、知恵と行動が喫緊に求められています。放流されている水の輝きを見つめつつ、「このままでは、まずいな!」との思いに至った次第です。

 

4月②.jpg

 雪解け水が溜まる水田で籾をついばみ、旅立ちの準備をする白鳥たち(当別町内)

 

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